【福岡】宮地嶽神社「光の道」|夕日のまつり特別祈願祭への参加とその流れ

2025年10月16日~22日の期間、福岡県福津市にある宮地嶽神社で「光の道~夕日のまつり~」が開催されました。

「光の道」は2月と10月の年2回、玄界灘に一直線に伸びている宮地嶽神社の参道を夕日が照らす現象のことをいい、とても幻想的な風景が期待されるものです。

以前から行ってみたいと思っていたので、有料の「夕日のまつり特別祈祷祭」に申し込んで「光の道」を観覧してきました。

宮地嶽神社 光の道〜夕陽のまつり〜

「光の道」2つの観覧方法

「光の道」は運が良ければ、上の写真の看板のような光景が見ることが出来ます。

2016年に嵐が出演したJALのCMのロケ地として全国に知られるようになりました。

この「光の道」の絶景ポイントは参道の階段となっています。

しかし、夕日の祭典の期間は参道の階段は15時で規制されて通れなくなります。

そんな中、階段から見る方法は2つあります。

1つめは無料で見る方法ですが、14時から配られる整理券をもらうことです。

300席ほど用意されているそうですが、混むときはかなり早くから並んでいるみたいです。

2つめは有料で見る方法で、予約が必要となります。

当日に初穂料5,000円~を支払って「夕日のまつり特別祈祷祭」に参加し、その後、石段の上部に設けられた「光の道儀式殿前特別席」に座って観覧します(席数は100~120位?)

特別祈祷祭に申し込んで「光の道」を観覧しました

初めてで要領がわからないので、整理券を並びに行って締め切られていたら嫌だし、「せっかく見るならいい席がいい」と思い特別祈祷祭に申し込むことにしました。

最初10月17日(金)の朝に電話で当日予約をしたところ、すでに満員になっていました。

あらかじめ確認していた天気予報では土日は雨の様子だったので、20日(月)で申し込んだところ予約が出来ました。

その際に予約番号を伝えられ、当日は総合案内所で受付をするように言われました。

             

当日は月曜日ということもあり、無料の席でもそれほど混雑していた様子はなかったです。

総合案内所での受付

当日はJR福間駅からバスも出ていますが、宮地嶽神社までは2Kmほどなので歩きました。

神社に着いて鳥居をくぐると、参道があり、その先に今日の座席にもなる階段があります。

そして、その階段を上りきって左奥の方にある総合案内所に行き、予約時に伝えられた予約番号を伝え受付をしました。

この時に受付番号をもらうのですが、この番号順に観覧席に案内されるということでした。

私は100番を超えていたので、「駅からバスで来た方が良かったかな?」と少し思いました。

初穂料5,000円を払うと、「祈祷章」「灯明祈願祭シール」に名前や願い事を書くように言われました。

「祈祷章」は祈祷で名前を読み上げるためのもので、「灯明祈願祭シール」は後に竹筒に貼ると言われましたが、この時は意味が分かりませんでした。

あと、特別席とわかる左胸に貼るシールと下の写真の御守りなどが入った袋を頂ました。

受付時に頂いたもの

受付を済ました後は、特別祈祷祭の行われる16時の10分前までは自由行動です。

なので、境内を見学することにしました。

宮地嶽神社の見学

宮地嶽神社には3つの日本一があるということです。

1つめは拝殿にある大注連縄(おおしめなわ)です。

直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンで神社のシンボルとされています。

2つめは大太鼓です。(ガラスの反射で上手く撮影できませんでした)

直径2.2mということですが、実はこれより大きな太鼓も存在するらしいです。

しかし全ての材料を国内で調達したものとして日本一だそうです。

3つめは大鈴です。(こちらの写真も上手く撮影出来ませんでした)

銅製で重さは450kgもあるそうです。

奧の宮八社巡り

次に「奥の宮八社巡り」という看板を見つけたので見学に行きました。

こじんまりしているようで、歩くとそれなりに広いなという印象を受けました。

全部見るのにどれくらいの時間がかかるのか分からなかったの早足でお参りしました。

「一社一社をお参りすれば、大願がかなう」といわれ、昔から多くの人が訪れるそうです。

夕日のまつり特別祈祷祭

「奥の宮八社巡り」を早足で終えて、祈祷を申し込んでいる人の控え室に行きました。

すでに多くの人が集まっていました。

部屋の中に椅子がありましたが、空きはあまりなく部屋はギュウギュウ詰めといった感じです。

しばらくすると拝殿に移動するように言われました。

この際は、混雑しないように受付番号で20人づつ移動するかたちとなりました。

私はたまたま拝殿では真ん中辺りの1番前の席になりました。

巫女さんがお祓いとお清めをする際も、目の前でされました。

祈祷の途中に自分の名前が読み上げられるのも聞くことができました。

「光の道儀式殿前特別席」への移動

祈祷が終了すると外に出て「光の道」の観覧席の方へ移動します。

そして、観覧席の少し手前で止まります。

そこにはコーンなどで道を封鎖しており、一般の人は入れないようにしていました。

そこからは受付番号の威力が発揮されます。

まず1番~10番と10人ずつ呼ばれます。

席の手前に机があって、そこに竹筒が置いてあり1人1本取っていきます。

最初の受付時に言われた「灯明祈願祭シール」の出番がここでした。

写真のように竹筒にシールを貼り、竹筒の中に入っているろうそくに火をつけます。

「光の道」の観覧

天気は晴れてるけど雲が多くなってきた状況で、期待値はあまり高くないと感じます。

また、太陽の位置もすこしずれていて道と一直線にはならなさそうでした。

しかし座席より後方にある少し高い建物には、テレビ局のカメラもセットされていました。

席を確保した後、また、「17時25分までに戻ってきてください」としばし自由時間です。

その間にトイレに行ったりしました。

時間になると、簡単な説明があり観覧が始まりました。

本日の日没時間は17時39分で約15分ほどです。

あの分厚い雲がどいてくれないか、会場中の人が思っていたはずです。

そんな願いが届いたのか、雲の隙間から少しだけ太陽が出てくれました。

しかし太陽全体の姿は現れることはなく、線香花火のように沈んでしまいました。

「光の道」の観覧後

約15分間の観覧が終わったあとは、竹筒を持って拝殿まで移動します。

そして、拝殿の大注連縄の下辺りに置かれた台の上に、その竹筒を置いていきます。

そして各自お参りなどをして終了ということになります。

帰りのバス停は行列になっていました。

しかし私は行きと同様、歩いて駅まで行ったので特に関係はなかったです。

「夕日の祭り特別祈祷祭」に参加した感想

今回、「夕日のまつり特別祈祷祭」に初穂料5,000円を払って参加しました。

しかし祈祷もあったし、整理券を並ぶ必要もなかったので特に高いという感じはしなかったです。

残念ながら、きれいな「光の道」を見ることは出来なかったですが、見えるか見えないかという状態を楽しむことができたのも面白かったです。

近いうちにいい天気の日があれば、夕日のまつりのイベントに関係なくもう1度見に行ってみようと思いました。

実際見に行ってきたので、次回はリベンジ編を書きたいと思います。