[生命保険編] 移住生活を始めてからやめた5つのこと

私はおそらく30年近く生命保険に入ってました。

しかしどれくらい前からかはわかりませんが、生命保険は「やめようかな」と思ってました。

でも「絶対にやめたい」というほどの強い意志でもなかったので、なんとなく続けてきました。

しかし、時間ができて改めて考え直すと「やっぱり必要ないな」と再認識し解約しました。

ちなみに解約前の保険料は月に約28,000円ほど支払っていました。

そもそもなぜ生命保険に入ったのか?

私が生命保険に入ったのは、大学を卒業して最初に大阪で就職した会社でです。

そこの会社には定期的に生命保険の営業の方が来られていました。

当時の会社はその保険会社を含むグループの関連会社だったためよく来られたのだと思います。

当時の私は無知だったにもかかわらず、「就職したら生命保険に入るもの」となぜか勝手に思い込んでいたので深く考えずにすぐに入りました。

そして受取人は母にしていました。

生命保険の利用

私は生命保険に30年ほど入ってましたが1度だけ利用する機会がありました。

正確には医療保険のほうですが…。

それは粉瘤の手術をした時です。

手術自体は簡単なものでしたが、保険金が下りるかどうかネットで調べると該当していました。

そして保険会社に電話をしたところ該当することが確認され、診断書を送るように言われました。

その後、銀行口座に50,000円が振り込まれました。

生命保険をやめることを決断した理由

遅いながらも少しは生命保険について勉強もしました。

そして理屈的には生命保険が必要なのは結婚して子供が生まれ、その子供が就職するまでで十分だという考えにかなり前になっていました。

しかも私は独身で子供もいません。

それでも解約してないのは、「保険に入り直すと割高になる」、「やめた途端に何かあったら」という考えも少しはありましたが、生活に支障はないから面倒というのが大きな理由だったと思います。

そんな私が解約を決断したのは、母が亡くなったからです。

母を生命保険の受取人にしていたことをしばらくしてから思い出しました。

医療保険については高額療養費制度もあるのでなんとかなると思います。

ですので、このことをきっかけにようやく解約を決断しました。

生命保険の解約

いつ解約するか

生命保険を解約するにあたって時期を考えました。

というのも、2ヶ月後くらいに健康診断があったからです。

せっかく今まで続けてきたのに、やめた途端に異常が発見されると困ります。

ということで、健康診断の結果が出てからにしようとしました。

生命保険の担当者とのやりとり①

健康診断の結果は特に問題はなかったです。

だからといってすぐには解約手続きに入らず、あいかわらずだらだらしてました。

そんな時、偶然にも生命保険の担当者から電話がありました。

電話を受けた場所は羽田空港で、東京ドームのドジャースvsカブス戦を観に行った帰りでした。

今月中に解約しようと思い、飛行機の中でも生命保険の本を読んでいたところです。

電話内容は、たしか「新しい保険の提案?」って言ってたような気がしますが忘れました。

でも、このタイミングで「実は解約を考えてるんですけど」と切り出しました。

理由は①受取人である母が亡くなったこと、②それなりの貯蓄もあるし高額療養費制度を使えば問題ない、ということを伝えました。

担当者は驚かれていましたが、この場では飛行機の出発も迫ってたので、翌日また担当者が連絡を入れるということで切りました。

生命保険の担当者とのやりとり②

翌日、生命保険の担当者から電話がかかってきました。

担当者:解約の可能性は70~80%くらいですか?

 私 :100%です。

担当者:理由は昨日言われたような内容ですか?

 私 :そうです。(昨日の理由を繰り返して話す)

こういうやりとりがあり、私の意思の堅さを感じ取ってくれたようでした。

その担当者は私と同じくらいの年齢らしく、「人の人生にはいろんな時期がありますもんね。解約の意思は確認しました。解約はネットからやって頂く方がスムーズです。」といったようなことを言われました。

特に引き留めるような話もなく、あっさりと解約へと向かいました。

生命保険の解約後

電話が終わったあとはすぐにネットでの手続きをしました。

後日、解約返戻金が振り込まれました(少ないですけど)。

それとは別に保険料の返金の案内葉書というものも後日2通届きました。

2通というのは生命保険と医療保険の分が別々ということ?

解約返戻金以外にもお金が戻ってくるとは思っていなかったので少し驚きました。

しかしその金額の合計は毎月の保険料の額だったので、名前の通り保険料の返金でした。

葉書には保険料の返金をしてもらうためのログインIDやパスワードが書かれていました。

それに従って作業を進めていき、それらについても後日返金が確認できました。

生命保険の解約に積極的になれなかった理由のまとめ

私が生命保険の解約に積極的になれなかった理由をまとめてみました。

  ①解約した後に同じ内容の保険に入ろうとすると割高になる。
  ②解約した途端に、何か起こった場合を考えてしまう。
  ③手続きが面倒くさい。
  ④担当者にうまく言いくるめられないか不安。
  ⑤保険料がそれほど生活に支障を来している訳ではない。

①に関しては、同じ内容の保険に入ろうとすることは今後ないので問題なし。
②に関しては、何か起こった場合は高額療養費など公的制度を利用すればいいし、実際解約してしまえば1週間もしないうちに忘れてしまった。
③④⑤に関しては、面倒くさいことをやるかやらないかだけの問題。

こんな感じで考えました。

あと付け加えるならば、生命保険には入社してすぐになにも勉強せずに入ってしまったため、引かれるのが当たり前みたいな感覚になっていたのもあるように思います。

でも解約した後はすっきりしました。

生命保険を解約した節約効果は?

生命保険を解約することで月に約28,000円、年間で約336,000円の節約ができることになります。

マイカー編で、月に約41,000円、年間で約492,000円の節約

持株会編で、月に30,000円、年間で360,000円の節約を合わせると、

月に約99,000円、年間で約1,188,000円の節約ができてることになります。

年間で1,000,000円以上という数字をみるとうれしくなります。